足の爪(主に親指)が食い込んで痛み、時に肉芽(にくげ)ができ、
化膿が治りにくい状態を巻き爪、医学的には陥入爪といいます。
巻き爪(陥入爪)に対して、当院では主として、フェノール法という最新の手術法を行っております。
フェノール法は局所麻酔下に巻き込んだ爪の部分のみを切除し、
爪床と爪母にフェノール液をしみ込ませた綿棒を当てて腐食させる方法です。
ほぼ永久的に爪の幅を縮めることがでます。
この手術法は周囲の皮膚への侵襲が少なく、術後の痛みもほとんどありません。
患者さんにとっては局所麻酔の注射の痛みだけで済みます。
手術後は数日でシャワー可能で、通院は1週間、術後2週間程度でスポーツが可能となります。